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ガレージハウスを建てるのにかかるコスト

物置程度の規模のガレージハウスでよければ、建築コストはそれほどかかりません。ガレージハウスの屋根に壁、シャッターを取り付けて照明やコンセントまで用意するということになると、建物の材料代だけではお金が足りなくなってしまいます。ガレージハウスを建てるのにかかるコストはどれぐらいになるのか、ざっくりと計算してみましょう。

ガレージハウスを建てる大きさの目安

所有している車のサイズに合ったガレージハウスを建てることになりますが、国産車の場合で車1台分をとめるのに必要な大きさは、幅2.5m×奥行5mくらいです。アメ車のような大型車を入れる場合は、幅と奥行きがもう少し必要になります。ガレージハウスに車を2台入れたい場合は、2倍の幅を取ってください。車だけ置ければいいというものではなく、車のメンテナンスなどを行う作業スペースも必要になるでしょう。

ガレージハウスの坪単価

ガレージハウスを建てる際の目安となるのが、坪単価です。坪単価の安い狭小地に建てれば建築費用が安くすみます。平均的な坪単価ですが、車1台分が入るスペース(3~4坪程度)を基準にして考えてみてください。新築の家の価格が3000万円として延床面積が50坪の家の場合、「3000万円÷50坪」で坪単価は60万円ということになります。駐車スペースの土地代だけで180万~240万ほど必要です。ガレージハウスに重さのある車を置くということになれば、土台をコンクリートにするなどの基礎工事が必要になり、さらに照明やコンセントを付けるための電気工事の費用などがプラスされます。

駐車場を借りた場合にかかる費用

ガレージハウスを建てるのにかかるコストと駐車場を借りた場合にかかる費用を比較してみましょう。駐車場を借りる場所にもよりますけど、月極駐車場を契約する際にかかる初期費用は保証金や手数料に毎月の使用料です。初期費用がかかるのは仕方がないとしても、東京都内の月極駐車場の平均的な相場は、2万円~5万円となっています。年間を通せば、24万円~60万円でかなりの金額になりますから、自宅に駐車スペースがあったほうが長い目で見ればお得です。

ガレージハウスを建てるには数百万というまとまったお金が必要になりますが、毎月高い駐車料金を払うことを考えると自宅に作ってしまったほうがいいかもしれません。敷地内に建てるのが難しい場合は、家の中に組み込んでしまうという方法もあります。近所の青空駐車場で愛車のメンテナンスをするというのも難しいですから、自宅に駐車スペースがあれば誰に気を遣うことなく、好きなときに車をいじることができるでしょう。