家の敷地内に車をとめる方法として、ガレージハウスを作る以外にカーポートを設置する方法があります。どちらも駐車するという目的は一緒ですけど、両者の違いについてご存知でしょうか？

ガレージハウスを作るのに必要な大きさ

ガレージハウスの大きさですが、とめる車やバイクなどの大きさにより違ってきます。バイクだけとめるのであれば、それほど大きなスペースは必要ないでしょう。スペースを広く取るほど建築費用がかかりますから、持っている車やバイクなどのサイズに合わせて作るのが現実的です。しかし、将来車を買い替える予定がある場合は、余裕を持ったスペースにしておいたほうがいい場合があります。今は1台だけ所有していたとしても、将来2台に増える可能性がある場合なども、駐車スペースを広めに作っておいたほうが安心です。四方を囲まれていれば建物同様に見なされるため、物置のように利用できることもメリットになります。車と一緒に、アウトドア用品などをしまっておけます。車やバイクが好きな方であれば、趣味の空間として使うことも可能です。いろんな用途が考えられるでしょう。

防犯にもなるガレージハウス

ガレージハウスというだけあって屋根や壁がついており、しっかりと作られています。入り口にシャッターをつければ、防犯性も増します。家の敷地内にあるからといって安心はできません。道路に面したところにあれば、夜間などに車上荒らしにあうおそれも…。特にベンツやロールスロイスなどの高級車を持っている場合は、狙われやすくなります。車体以外にも、部品や車の中に置いてあるものが盗まれる心配などもあるでしょう。

ガレージハウスより手軽に作れるカーポート

ガレージハウスに比べてカーポートは、屋根と柱だけで簡単に作ることができます。どちらを設置するか判断に迷った場合は、ガレージハウスを作れるだけのスペースがない場合、カーポートにするのがおすすめです。屋根さえあれば、雨や雪などから車を守ることができますから、カーポートでも十分役立つでしょう。費用の面でも、少ない材料で作れるカーポートのほうが安あがりです。

ガレージハウスとカーポートのどちらを設置するかですが、予算やスペースが十分にある場合はガレージハウスを選ぶことをおすすめします。雨や雪などを防ぐことができるのはもちろん、防犯にもなるからです。ガレージハウスを作っておいたほうが安心できます。なんらかの事情で作れない場合に、ほかの案としてカーポートを作ることも候補にあがってくるのではないでしょうか？