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知っておきたいガレージハウスのデメリット

ガレージハウスにはデメリットもあります

マイホームを購入する際に、すでにガレージスペースが付いたガレージハウスを見つければ、その住宅を購入すれば特に初期費用が掛かることはありません。しかし、新築でこれから住宅を建てる際にガレージハウスにしたいという希望がある場合には、いくつかのデメリットを理解しておいた方が良いでしょう。

デメリット1:コスト

ガレージハウスは基本的には自動車の出し入れができるスペースを確保することになります。そのため、一定の間口や高さが必要となりますし、設計の部分でも一般の住宅の強度では十分ではないため、コンクリートや鉄骨などの素材を必要とします。また、ガレージハウスを作る際には工法が限られているため、一般の住宅の延長線上でガレージハウスにするということは難しいという点もデメリットとなります。もちろん、新築物件をガレージハウスにすることは可能ですけれど、そうしたスペック面でいくつかの制限や条件がかかるために、建設にかかる費用が割高になってしまうという点は、あらかじめ理解しておきたいものです。

デメリット2:メンテナンス

ガレージハウスに使われるシャッターなどの素材は、場合によっては国内産のものではなくて海外ブランドのものを使うことがあります。シャッターなどは頻繁にメンテナンスやリペアが必要となるわけではありませんが、海外製品を採用している場合には、メンテナンスの場合にも取り扱っている業者を探したり対応できる業者を探すという点で、手間や時間、そしてコストがかかる可能性があります。

デメリット3:居住スペースが狭くなる

ガレージハウスを作る際には、最低でも幅3.5m、奥行き5.5m程度のスペースが必要となります。しかしそれだけではなく、建蔽率や容積率なども考慮しなければいけません。そのため、ガレージをつくる分だけ居住空間が狭くなってしまいます。狭小住宅などの場合には、ガレージを1階にして2階以上を居住空間にするという解決方法はありますが、階段での移動になると、それはそれで大変かもしれません。

ライフスタイルを考えたガレージハウスを作る事

ガレージハウスを作る際には、自分たちのライフスタイルを考えて、具体的にどんな風に活用するのかという点を頭の中でしっかりとシミュレーションすることが大切です。例えば都市部に多い1階がガレージで2階と3階が居住空間という住宅では、階段での移動がどうしても多くなってしまいます。現在は年齢的にも体力的にも平気でも、高齢になってからはどうするのかという点などもしっかり考えてガレージハウスを取り入れたいものです。