ガレージハウスと聞くと、私を含め大抵の人は「自動車やバイクの置き場所」という印象を受けます。とはいえ、ガレージ内のスペースを上手に活用することで、小さい子どもたちや車を運転しない人も楽しく過ごすことができるお洒落空間へと作りかえることが可能です。では、ガレージハウスをどんな風に活用できるのか、実例を通して学びましょう。

ガレージハウスをショールーム化する人は多い

スポーツカーなどの高級車を所有している人に多く見られるガレージハウスの活用法は「モダンなショールームタイプ」です。ガレージと繋がる部分を採光性の高いガラス張りにすることで、カーディーラーのショールームのように魅力的な雰囲気を漂わせることができます。また、車やバイクの周囲に観葉植物やソファーなどを置いたり、お洒落な写真を壁に幾つも配することで、よりモダンな空間へとグレードアップさせることが可能です。バイク好きの私も「いつも愛車を眺めていたい」「家を訪れる人にも愛車の魅力を伝えたい」という思いを持っているので、ぜひ参考にしたいガレージハウスアレンジです。

「車を眺めながら自分だけの優雅な時間を楽しみたい」というケースでは、ガレージハウスの一画にワインセラーを置いて大人の空間を演出するという方法もあります。お気に入りのソファに腰掛けて、気持ちの良いBGMを掛けながらとっておきのワインを堪能しつつバイクや車を眺める、というのもなかなか魅力的なガレージハウスの活用法と言えるでしょう。

子どもたちの運動用スペースを作ることも可能

私と同様に幼児や学齢期の子どもたちがいる家庭では、「運動用スペース」としてガレージハウスを活用しているケースが多く見られます。ガレージ内に室内用の遊具を設置することで、雨の日でも体を動かすことができるというのはなかなか賢い活用法です。夏場は小型のプールを設置して子どもたちを遊ばせる、というのも良いアイデアです。また、ペットの運動用スペースとして小型のドッグランを設置し、ガレージ内のスペースを近所の方と共有している人もいます。

子どもたちを楽しませるという観点から、ガレージハウスの上部スペースに簡易ベッドを設置してアウトドアモードにしている人もいます。下部にバーベキューセットやアウトドア用チェアーなどを設置すれば、あっという間にキャンプ気分が味わえます。このように、チョイスするアイテム次第で多様な楽しみ方ができるのはガレージハウスの持つ大きな魅力です。