サーファーズハウスやアメリカンハウスといっても、広く考えるとさまざまなスタイルの家があります。ただ、多くの人が共通してイメージするのは、屋根で覆われた玄関先のポーチではないでしょうか。このポーチのことを「カバードポーチ」といって、西海岸スタイルの家にはよく見られる特徴です。ただし、カバードポーチにも当然注意点があります。
カバードポーチ付きのサーファーズハウスのメリット
カバードポーチの第一のメリットは家が広くなることです。玄関先にウッドデッキを作り、その上を屋根で覆うため、屋外でありながらリビングとつなげることで室内空間が延長したように感じられます。そのため、家自体も広くなったように感じられるでしょう。ウッドデッキの規模によっては、そこに仲間を集めてバーベキューなどを楽しむことができますし、室内とは違ったコミュニケーションの一つの場として利用の幅が広がるのです。
また、カバードポーチがあると、サーファーにとっても便利なことがたくさんあります。サーフボードの修復やワックスがけなどメンテナンスのスペースとして利用できますし、海から帰ってきてウエットスーツを干すのにも、屋内のように水や砂を気にする必要がないので便利です。また、カバードポーチを玄関先ではなく表に面していない反対側に設置すれば、屋外にいながらプライベートを確保することもできます。人に見られる心配がないため、服装を気にすることなく風呂上がりに一服といった使い方もできるでしょう。それ以外もいろいろな使い方ができるのがカバードポーチの良いところで、サーファーズハウスにカバードポーチがあると生活にバラエティが生まれることは確実です。
サーファーズハウスにカバードポーチを設置する際の注意点
見た目でも実用性でもさまざまなメリットがあるサーファーズハウスのカバードポーチですが、当然ながら設置するにはそれ相応の広さが必要です。土地代に加え、カバードポーチを含めた建設費用がかかるため、費用がかなりかかってしまうことは間違いありません。
しかし、費用を抑えようと狭い土地にサーファーズハウスを建設して、そこに無理矢理カバードポーチまで設置してしまうと、その地域の建ぺい率を超えてしまう恐れもあります。
カバードポーチのある広々としたサーファーズハウスはサーファーの理想ではありますが、その理想を叶えるためにはあらかじめ十分な予算を準備しておかなければならないことに注意してください。
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