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サーファーズハウスに開放感を与えるオープンウィンの良さと注意点

最近のサーファーズハウスの窓によく取り入れられているのがオープンウィンです。オープンウィンとは建材メーカーの株式会社LIXILが販売するサッシのことで、全開口できる窓によって家に開放感を与えられます。西海岸のカリフォルニアスタイルにぴったりの窓ということで、オープンウィンのような大開口窓がサーファーズハウスには特に人気です。

サーファーズハウスに開放感を与えるオープンウィンのような大開口窓

日本の一般的な住宅は、長らく部屋ごとに明確な区切りがあるのが特徴でした。ところが、近年ではリビングとダイニング、キッチンとダイニングというふうに一体化させたような間取りへの人気が高まっていることもあり、オープンウィンのような室内外の空間をつなぐことのできる大開口窓への注目も高まっています。従来のような、リビングで食事をする家族をよそに、一人キッチンで食事の支度をするという構図が避けられます。家族の気持ちが近くなることもあって、今ではサーファーズハウスだけでなく一般的な住宅でも選ばれているのが大開口窓なのです。
オープンウィンのような大開口窓に加えて、最近の住宅のトレンドは、縦方向への空間も広く取る方向に変わってきました。これもアメリカ西海岸の天井の高いスタイルと通じるところがあり、1階と2階が分断される日本の従来の住宅と違って、吹き抜けによって2階建てでも上階とのつながりが生まれるのがメリットです。

サーファーズハウスに開放感を与えるオープンウィンの良さと注意点

オープンウィンなどで空間を大きく取り入れたサーファーズハウスは断熱性能に注意

そういうわけで、オープンウィンを始め、サーファーズハウスにも一般住宅にも大きな空間を取り入れるのがトレンドになってきたのですが、空間が大きくなるほど注意しなければならないのが住宅の断熱性能です。部屋ごとにエアコンがある場合なら夏でも冬でも快適な温度を保ちやすいですが、部屋の区切りが明確でない大空間の室内だと、1台のエアコンで効率良く温度をキープすることを考えなければなりません。

断熱性能を上げるための重要なキーに通気性が挙げられます。一般的に、冷たい空気は低いところに、暖かい空気は高いところに溜まってしまいやすいものです。そこで、通気性を良くすることによって、上下の空気をうまく循環させて、夏は熱い空気を上に抜き、冬は温まった空気を下に留めることができます。サーファーズハウスで通気性が不十分と感じる場合は、シーリングファンなどを取り入れることを検討してはいかがでしょうか。

サーファーズハウスに開放感を与えるオープンウィンの良さと注意点