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新築でガレージハウスを選ぶ人が覚えておくべき注意点とは?

家づくりの新しいコンセプトとして「ガレージハウス」というスタイルが近年注目を浴びています。私のようなバイク好きや車好きの人にとって、愛車を眺めながらリビングなどで気持ちの良い時間を過ごすというのは思い描くだけでも楽しいことです。では、私と同じように「いつかガレージハウスを手に入れたい」と考えている方へ、ぜひ注意していただきたいポイントを2つご紹介します。

ガレージハウスの設計と施工を依頼するデザイナーおよび工務店選びは非常に重要

ガレージハウスは通常の戸建とはまったく異なるデザインとなるため、家屋専門のデザイナーへ依頼して間取りなどを設計してもらう必要があります。デザイナーが提案するアイデアを依頼主がチェックして、次の打ち合わせで気になる個所の修正を依頼する、という工程が何度も繰り返されていきます。ですから、ガレージハウスを新築しようとする場合には、デザインや間取りが本決まりになるまでかなりの期間が必要となるわけです。

依頼主は定期的にデザイナーと面談をする必要があり、毎回ガレージハウスに関する詳細を綿密に詰めていくことになります。ですから、依頼主であるこちら側としては、打ち合わせの時間をきちんと確保できるかどうかが課題となるでしょう。私もそうですが、仕事の関係で週末しか時間を確保できないという場合には、そうした都合に合わせてフレキシブルに動いてくれるフットワークの軽いデザイナーおよび工務店を見つけなければなりません。これはガレージハウスを建設しようと計画する時に必ずぶつかる課題です。

予算は一般的な戸建てよりも大きくなることを銘記しておこう

ガレージハウスを建てたい人にお伝えしたい2つ目のポイントは「予算は通常の戸建てよりも高い」という点です。デザインにもよるものの、基本的にはガレージハウスにすると駐車スペースは大きな空白となるため、建物としての耐久性は低くなってしまいます。そのため、主な建材として使用されるのは木材ではなく、より耐久性の高い鉄筋とコンクリートです。ただし、これらの建材は木材と比較するとコストが非常に高いというデメリットがあります。ですから、同じサイズで立てる一般的な戸建と比べ、建設費用はガレージハウスの方がほぼ確実に高くなるということを銘記しておきましょう。

ガレージハウスでは、駐車スペースを確保することで生活スペースが幾分削られる可能性もあります。ですから、家族の意見や必要な生活スペースを考慮した上で間取りなどに関して判断を下すことが重要です。(2019年現在)