自宅にガレージがあるガレージハウスは、大人の憧れのひとつですが、建築のための費用がネックになりがちです。
あまりお金をかけることができないなら、すべて自分で行うDIYを検討してみる価値があります。

ガレージハウスを自作するメリット

住居とガレージが一緒になった本格的なガレージハウスの建築は、素人では難しいですが、自宅の空いたスペースにガレージを建てるレベルのガレージ付き住宅(広義のガレージハウス)であれば、DIYで対応できる可能性があります。
このような自作のガレージハウスであっても、扉や窓をつけたりすることも可能ですので、日曜大工に慣れている人であれば、検討してみても良いでしょう。
ガレージハウスの建築は、業者によって見積額がそれなりに変わるので、安い業者を選べばコストを抑えることが可能です。ですが、自作の場合、それ以上に安く済ませることが可能です。
ガレージを自作するガレージハウスの場合、自分で設計を行い、材料も調達するのが基本的なやり方です。ただ、この方法だと日曜大工への慣れがかなり必要になるため、ハードルが高いです。
なので、設計から始めるのが難しいという人の場合、自作用のDIYキットを購入すると良いです。必要な材料がすべてセットになっているので、ゼロから設計するよりも、スムーズにガレージハウスの自作を始めることが可能です。

ガレージハウスのDIYにおける課題

ガレージハウスのガレージ建築はDIYでも可能ですが、本格的なものを作ろうとすると、それなりにハードルが上がります。
物置のような簡単なガレージであればブロックを設置するだけの、簡単な基礎でも問題ありませんが、バイクや自動車などの本格的な駐車スペースとする場合、鉄筋コンクリートによるしっかりとした基礎にしたいところ。この部分は、すべてDIYで行うか業者に頼むか、悩ましいところではあります。
また、本格的なガレージなら、電気や水道も欲しくなります。この場合、電線を引いたり、水道の配管を行う必要が出てきますが、これらの工事は素人では難しいです。なので、電気や水道が必要になった場合、業者に頼まざるを得ないです。
他にもガレージの内装をこだわりたい場合など、DIYでは難しい部分もあるので、そういった場合にも各種業者に頼ることになります。
自作でガレージを作ることは、その作業自体が楽しく、費用も抑えることができます。ただ、本格的なものにしたい場合、ある程度限界もありますので、必要に応じて、専門家に依頼する形を取ると良いでしょう。