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素敵なハウスに見られたい!「門」のデザインと造るときのポイン

「門」は、家の顔と言っていいほど重要と言えます。訪れる人がまず最初に見るのが門周りです。そのデザインでお家の印象が違ってきます。センスの良い門を作るのに大切なことはあるのでしょうか。また、門造りを成功させるポイントはあるのでしょうか。

「門」のデザイン

門には色々な形があります。大きく分けて、「オープン型」と「クローズ型」があります。「オープン型」は、アメリカンハウスに良く似合います。ガレージや庭の部分を広く取り、開放的なスペースを展開出来ます。

 

日本では、エクステリア部分と駐車スペースが一体となったものが多く見られます。狭いスペースなので少しでも広く使えるように、と考えてオープン型にする人が多いですが、クローズ型よりも敷地が広く見えるのでとても良い方法なのです。オープン型で造る時は、訪問者が入ってくるということを意識して門柱の位置を決めると良いです。

 

「クローズ型」は、塀の両側に門柱を建て、家の外ときっちりと線を引く形です。外の世界と完全にシャットダウンされたイメージがあります。クローズな雰囲気にしたくないのでしたら、レンガや木を使って優しい雰囲気の門にすると良いでしょう。温かい色使いにも気を遣いましょう。

 

オープンとクローズの折衷型

オープン型とクローズ型の良い所を取った「セミクローズ型」があります。完全に仕切ってしまわずに、塀を建てる方法です。玄関の戸を開けた時に家の中が見えないように、目隠しも兼ねています。スリットにすれば、風通しも良いです。

 

門造りのポイント

1「防犯対策」

門には重要な役割があります。ひとつは、「防犯対策」です。空き巣などの犯罪者が嫌うものに意識してデザインします。意識することは、「光と音」と「視線」です。

 

視線にはカメラ付きのインターフォンが効果的です。録画付きなら尚更良いです。視界の広いものを選びましょう。光にはセンサーライトや門灯、玄関灯などに効果があります。音には砂利を敷くのが効果的です。

2「プライバシー」

クローズ型やセミクローズ型はなかなかのぞき見することは難しいですが、オープン型の場合は目隠しする工夫が必要です。常葉樹やツル科の植物を植えて目隠しに利用すると、日よけにもなります。

3「周辺との調和」

周辺環境と調和していることも大事です。あまりに奇抜なデザインや色使いは、街の景観を損なう可能性があります。アメリカンハウスの門構えには、個性的かつモダンな調和のとれたデザインを心掛けましょう。