「ミニマルライフ(何も持たない暮らし)」を目指す人の家づくりに、平屋の家が選ばれるようになりました、それと同時にこだわりを詰めたアメリカンハウスの建築を検討する人も増えています。アメリカンハウスの多くは注文住宅のようにイチから設計するタイプがほとんどです。内装にヒントにもつながるアメリカンハウスの外観についてデザインを考えていきましょう。
そもそもアメリカンハウスとは
アメリカンハウスという建造物には、実はこれといった定義は存在しません。アメリカンテイストだけを取り入れた日本家屋も存在しています。間取りなどは日本のものに準じていても、外装や内装にアメリカの文化を取り入れたものが見られます。無垢材を床に使う、ロフトや吹き抜け、勾配天井がある家というように海外で取り入れられている建築構造の要素を織り込んでいる家も少なくありません。
注目したいアメリカンハウスの外装
アメリカンハウスの大きな特徴はその外装にあります。カバードポーチや勾配天井(屋根の傾斜を天井に採用している家)があれば、アメリカンな家と定義づけることもできますが、外装にも時代に応じたスタイルが存在しています。
カントリースタイル
少し古い時代のアメリカを意識したカントリースタイルの家。シャビーシックなどのアンティーク要素を取り入れたインテリアが好きな人に選ばれるスタイルです。格調・高級といったイメージからは若干離れてしまいますが、絵本に出てくるようなかわいらしい家を目指す人におすすめです。
カリフォルニアスタイル
この数年、日本でも注目されるカジュアルな外装のアメリカンハウスです。サーファーズハウスに代表される「趣味を楽しむ」目的を持った家づくりも多く、海辺の町などに多いスタイルです。ヴィンテージなイメージなどをプラスして、メンズライクな家づくりが展開されます。平屋建てや吹き抜けを含めた総二階建てというような家づくりが基本的です。
ガレージハウススタイル
家の1階部分にガレージ(車庫)を組み込んだ家です。ビルトインガレージなどと言われます。駐車スペースを居住スペースに充てる間取りづくりができるので、小さな土地で建築を検討している人に支持されています。土地の広さによって、間取りをフレキシブルに変化できるのもアメリカンハウスならではの魅力です。
実績豊富なハウスメーカーに依頼しよう
アメリカンハウスは、「映えが期待できる」ところも注目される理由となります。我が家をステータスシンボルにするためには、アメリカンハウスの施行実績が豊富なハウスメーカーに依頼することが先決です。土地の広さや好みなどをうまく融合させた家づくりを検討していきましょう。