受け継がれていくアメリカンハウス
アメリカンハウスはしっかりとメンテナンスを行い維持していけば、次世代に引き継ぐことのできる大きな財産になります。ひとつの目安として、日本の家の寿命は約30年とされています。それが、アメリカやイギリスとなると50年、70年になります。どうしてこれほどの差が出るのかというと、使っている建材の違いだけでなく、マイホームに対する考え方の違いもあります。日本は家が年数を重ね老朽化すると建て替えるという、消費の文化です。一方、アメリカやヨーロッパは、家を代々受け継いでいく資産と考え、メンテナンスをしながら維持し子や孫に残すという文化なのです。それで、日頃のメンテナンスを欠かさないことによって、より長くアメリカンハウスを良い状態に保つことができるのです。
外壁のメンテナンスはとっても大切
住まいで定期的なメンテナンスが必要な場所として外壁があります。外壁部分はいつも太陽の光や雨風にさらされていますので、傷みやすい場所です。とくに塗装部分は紫外線の影響を受けやすく、劣化した状態を放置するとひび割れてきたり、剥がれ落ちてしまうこともあります。こうなってしまうと、アメリカンハウスならではの外観を損なってしまいますし、防水効果が損なわれて家の骨組みにダメージを与えてしまうかもしれません。それで、外壁は目視で確認できる部分ですので、劣化が見られたら塗装の下地まで傷んでしまう前に早めのメンテナンスを心がけましょう。
水回りのリフォームで長く快適に
キッチンやバスルーム、トイレといった水回りは定期的なメンテナンスとリフォームが必要です。毎日使用する部分であることに加え、家族の人数が多ければ多いほど、使用頻度が増えて老朽化が進みます。メンテナンスを怠って夜間などすぐに対応できない時に急なトラブルに見舞われると、生活に支障をきたしてしまいます。また、修理費用な工期が必要以上に長くなる可能性もあります。一般的にキッチンやお風呂場の寿命は15~20年ほどといわれています。場所ごとのメンテナンス周期を気にしつつ、日頃から水漏れやカビ、部品の劣化に気づいたら早めに修繕するようにしましょう。
アメリカンハウスを長持ちさせるには
どんな住まいでも年月とともに老朽化は進みます。そして、メンテナンスをどれだけ丁寧に行うかは、住まいの寿命を大きく左右します。そのため、劣化している場所が見つかったら早めに修繕しましょう。特に、外壁と水回りは気にしていたい部分です。こうした日頃からの心がけとメンテナンスで、アメリカンハウスを長持ちさせることができます。
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