潮風を肌に感じながら海に思いを馳せることができるサーファーズハウスは、サーファーたちの憧れです。サーフィンを趣味とする方なら一度は住みたいサーファーズハウスですが、具体的にはどのような間取りの家をサーファーズハウスと呼ぶのでしょうか。
サーファーズハウスの間取り例
サーファーズハウスには敷地面積の広い平屋が多いです。屋根も大きくて、外壁が無垢材の板張りになっているのも特徴でしょう。内装はフローリング材に無垢材を使用し、壁は漆喰に仕上げるのも雰囲気が出ます。間取りとしては、やはり海から帰ってきてすぐに浴室に行けるようにデザインされているところが、一般的な住宅との大きな違いです。リビングを吹き抜けにして、キッチンを対面式のカフェスタイルにすることによって、室内全体に開放感が生まれます。2階建ての家と違って、家のどこにいても家族とコミュニケーションが取れるのも平屋のサーファーズハウスの間取りのよいところです。ついでに、庭全体を芝にしてスチールフェンスで囲むと、さらにアメリカンなスタイルが際立ちます。
間取り以外にサーファーズハウスで考えたいこと
間取り以外でもサーファーズハウスを建てるうえで、取り入れた方が便利な設備がいくつかあります。まず、海によく出かけるのなら屋外シャワーはぜひ取り入れたいところです。海から帰ってきてすぐに海水と砂を落とすことができるので、家の中を汚す心配がありません。できれば温水が出るようにしておくと、寒い日にも便利です。シャワーヘッドだけ外壁から出したり、支柱を取り付けたりとデザインの幅も広がります。
なお、外でシャワーを浴びたら、そのままバスルームに直行できるように間取りをデザインしたいところです。濡れた足で歩いても大丈夫なように動線をしっかり考えましょう。玄関を土間にして、そこにサーフボードを飾れるようにするとよりサーファーズハウスらしい雰囲気が出ます。
また、サーフボード置き場は、玄関以外に、室内の壁にラックを取り付けて飾れるようにする方法も一般的です。天井までの空間を広く取ることができれば、サーフボードを天井から吊るして保管できるようにするのもよいでしょう。
サーファーズハウスは、サーファーが住みやすい間取りにすることが大切ですが、一般的な工務店では、そもそもサーファーズハウスがどんなものなのかというところから説明しなければならないこともあります。その点、アメリカンスタイルなどの輸入住宅メーカーなら安心です。
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