ハワイアン風サーファーズハウスの特徴
サーファーズハウスは海や自然が似合う自由宅です。アメリカの西海岸の家をイメージしたカリフォルニアスタイルのサーファーズハウスがよく知られていますが、それと人気を二分するのが、ハワイアンスタイルのサーファーズハウスです。
ハワイもサーフィンの聖地として知られており、海を愛する人々が住む常夏の楽園です。ハワイの中でもノースショアのハレイワは、平屋でゆったりとした間取りの、昔ながらの建物が残るノスタルジックな街。ハレイワのビーチは有名なサーフポイントで、「ヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン」が毎年開催されています。このためサーフィンを楽しむ人が多く、プロから初心者まで、国内外からサーファーが訪れる有名なエリアとなっています。ハワイアン風のサーファーズハウスは、このハレイワの町にある家のような広い敷地の平屋建てで、広々とした部屋が配置されているのが特徴です。
カバードポーチのメリットとデメリット
サーファーズハウスは、ハワイアン風だけに限らないのですが、玄関に屋根付きのテラスであるカバードポーチが設けられているのも特徴です。屋根がある半屋外空間のウッドデッキとなっており、潮風を感じながらくつろぐことができます。
カバードポーチは玄関のある外壁にスペースを設けるので、ゆとりのある雰囲気を強調してくれます。季節の移ろいを感じながら、ゆったりと過ごせるのはもちろんのこと、日本家屋の縁側のように気軽に立ち寄れる場所なので、近所の人とのお付き合いが深まるというメリットがあります。
その反面、敷地が広くないと設置しにくい、費用が高くなるなどのデメリットもあります。しかし、ゆとりのある暮らしの象徴ともいえるカバードポーチは、サーファーズハウスを希望するなら、ぜひ検討したいスペースです。
日本の風土にあった住宅を建てよう
人気のハワイアン風のサーファーズハウスですが、日本はハワイとは気候が異なります。また、敷地も限られているので、完璧なハワイアンスタイルのサーファーズハウスを建てるのではなく、日本の気候や風土に合わせて、アレンジを加えるケースが大半です。
ハワイ文化が好き、ハワイのサーフスポットが好きという方には、ハワイアンスタイルのサーファーズハウスはとてもおすすめです。しかし、平屋建てで広々とした部屋を確保するためには、広い敷地が求められます。敷地の広さや形によって、さまざまな施工プランが考えられますから、ハウスメーカーの担当者などとじっくりと話し合い、相談しながらプランを決めていきましょう。
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