サーファーズハウスの一つのポイントとなるガレージ

サーファーズハウスは、アメリカンスタイルを強調しているため、やはりアメリカの家を思い起こさせる構造を取っています。その特徴的なポイントの一つとなるのがガレージです。もちろん日本にもガレージを持つ家はありますが、アメリカのものとは若干スタイルが異なります。

まず、家そのものと繋がっていて、家の中から直接出入りができます。そして、なによりもガレージがかなり大きいというのがアメリカのスタイルです。単に自動車を置ければいいというものではなく、倉庫や作業場としての役割も担っているのです。そのため、スペース自体も広いですし、壁に工具や機械を置けるようにしていたり、レクリエーションツールが置けるスペースがあることも珍しくありません。

ガレージでいろいろなことを楽しめるのがサーファーズハウスの魅力

このように、日本で言うガレージとサーファーズハウスのものは目的そのものが違います。日本の場合は、単なる駐車場という程度の認識でしかありません。しかし、サーファーズハウスの場合は、どちらかと言うと多目的スペースという感じが強いのです。お父さんがDIYをするということも珍しくありません。そのため、ツールを壁一面に掛けておいたり、機械を棚に入れておくということもあります。さらに、家族や友人で遊ぶスペースとしても使うことができます。卓球台などの遊具を折りたたんで置いておけば、雨の日でも楽しく遊べます。このように、車を置くためのスペースとだけ見るのではなく、いろいろな楽しみができるところとしてガレージを作るようにすれば、サーファーズハウスを持つ楽しみもぐっと広がります。

サーファーズハウスでは土地の作りをしっかりと検討することが大事

ガレージはサーファーズハウスの中でも大事なポイントとなりますので、しっかりと好みのものができるように設計したいものです。そのためには、土地の選び方、使い方をじっくりと検討しないといけません。というのも、一般的な日本式の住宅とサーファーズハウスでは、土地の活用の仕方が違うからです。大きめのガレージを作るためには、道路に面している土地がきちんと確保されていないといけません。そのため、道路に沿って長めの土地を選ぶ必要が出てきます。日本は道路に面する部分は狭く、奥に長い形で土地を使う傾向にあります。それだとサーファーズハウス的なガレージは用途が限られてしまいますので注意が必要なのです。