サーファーズハウスとは

アメリカ西海岸やハワイの海辺に建つ一軒家をイメージした家のことを、サーファーズハウスといいます。その詳細は、住む人の好みによって異なりますが、基本はサーフィンを中心とするアウトドアを愛し、自然を感じながら開放感のあるスローライフを実践する人のための住宅です。

平屋で、玄関スペースには屋根のひさしが伸びる半屋外空間の、カバードポーチが付いているのが一般的です。しかし、敷地を有効利用するために、2階建てのものも少なくありません。

サーファーズハウスの施工方法

サーファーズハウスを建てる場合、詳細はハウスメーカーなど施工業者と細かく話し合って詰めていきます。施工方法としては、基本プランを中心にカスタムができるセミオーダーと、一から設計する注文住宅の2つの方法があります。また、新築ではなければ、現在住んでいる家をサーファーズハウスにリフォームする方法や、既存のサーファーズハウスの中古物件を購入する方法もあります。

広々としたリビングを中心とした間取り

サーファーズハウスの間取りの詳細も、敷地の形や面積、注文主の希望などによって異なります。たとえば、サーファーズハウスのセミオーダー住宅を請け負う、ある工務店が提案する平屋建てプランの間取りでは、玄関側の外壁にカバードポーチを設置。そこから玄関を入ると、オープンキッチン、ダイニングリビングが、家幅いっぱいに広がります。そしてダイニング・リビングの奥にはベッドルーム、脱衣室、トイレ、バスルームが並びます。ダイニングリビングを中心とする、とてもシンプルな間取りといえるでしょう。

注文住宅の施工例

サーファーズハウスを手掛けている工務店などでは、注文住宅の施工例をホームページで数多く紹介しています。施工例をみると、2階建ての家ではリビングに吹き抜けを設けて、開放感を高めている例が目立ちます。また、カバードポーチやウッドデッキを広くとり、家族や仲間とバーベキューを楽しむ例もたくさん見られます。

詳細をみていくと、それぞれに異なりますが、多くの住宅が日当たりよく広々としたリビングを中心としており、カバードポーチやウッドデッキを積極的に利用しています。サーファーズハウスを建てる際に、ホームページで紹介されている施工例は、大いに参考になります。自分の理想に近い施工例を見付けて、詳細まで細かくみていけば、多くのヒントが見付けられるはずです。また、ショールームに足を運ぶのもおすすめです。