サーファーズハウスならやっぱりカバードポーチ仕様にしたい
サーファーズハウスは、あくまでもサーファー好みの住宅ということで決まった定義はありませんが、これはやっぱり欲しいという仕様、デザインがあります。その一つがカバードポーチです。カバードポーチとは、オープンデッキとも呼ばれることがあり、玄関から接続しているデッキのことです。
日本にもウッドデッキを持つ家が多くありますが、ほとんどがリビングから庭につながるという形です。一方でサーファーズハウスの場合は、玄関から庭、そして敷地の出入り口に面して設置されるのが普通です。そもそも、日本の庭とアメリカンスタイルの庭は配置する場所が異なります。日本の場合は、奥の方に向かって配置されることが多く、家の中から出入りすることが多いものです。しかし、アメリカンスタイルの場合は、道路から入ってまず庭があり、その後ろに家の玄関があるという形になります。そして、その境目にカバードポーチを置くことで、家族がのんびりする空間を作れるのです。このスペースでリラックスしたり、みんなでおしゃべりをしたりと、くつろぎの空間にできるのが魅力です。
特徴的な勾配天井仕様でサーファーズハウスの雰囲気を出す
サーファーズハウスの家自体の作りで特徴的なのが、勾配天井です。たいていは家の正面に向かって勾配が左右に取られた大きめの天井が設けられます。そして、その中心部に玄関が来て、バランスの良い作りをしていることが多い傾向にあります。エクステリアの印象的なデザインですし、家の構造にもメリットをもたらす仕様と言えます。
勾配天井仕様とすることによって、部屋の中の天井高を高く取ることができます。玄関から入って廊下部分や中央の階段部分を吹き抜けとすることができて、かなり開放感が出ます。間取りを工夫することで、リビング部分を吹き抜けとすることも可能ですので、みんなが集まる空間をより広々とした雰囲気にできるというのも大きなメリットです。
天井が高くなった分、壁のスペースが大きくなりますので、ここを有効活用しておしゃれなポスターや雑貨、サーフボードなどをかけることもできます。また、照明の選択肢も増えますので、自分好みのスタイルにしやすいというのもうれしいところです。工夫次第でいろいろなことができるようになり、より愛着の持てる個性的なサーファーズハウスにできるのがとても大きな魅力です。
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