憧れのガレージハウス
ガレージハウスを選択するきっかけとして意外と多いのが映画に憧れて…というパターン。ファッションやインテリア、あるいは車選びでも映画に影響を受けることはありますよね。ガレージハウスやアメ車に憧れるきっかけとして、最も代表的といえる映画は「アメリカン・グラフィティ」。ちなみに、アメグラの愛称で親しまれているこの名画の監督はジョージ・ルーカス。1962年のカリフォルニアの小さな町が舞台となった青春ムービーです。劇中には32年製のフォード・デュースクーペやシボレー・インパラなど往年の名車が出てくるので、アメ車ファンにはたまらない作品となっています。
ガレージハウスの様々なスタイル
ガレージハウスには様々な間取りやスタイルがあります。例えばガレージの床や壁、さらに天井までコンクリートを打ちっぱなしにした現代建築的なガレージは人気が高いスタイルの一つ。見た目がお洒落というだけでなく、水や油汚れに強いというメリットもあります。また、鑑賞用のガレージの場合は、間仕切りをガラス張りにして床にタイルを敷き詰め、ショールームのようなデザインに仕上げる高級スタイルも人気があります。それとは逆に、倉庫内に住むようなチープシックな感覚のいわゆるSOHOスタイルのガレージハウスも大人気。そもそも倉庫は開口部を多く取り入れることができるので、ガレージハウスに最適です。アメグラに出てくるようなガレージハウスも、このSOHOスタイルに近いタイプですね。アメグラの舞台はカリフォルニアの北部ですが、海沿いの湿潤な気候が特徴なので、愛車を潮風から守る必要がある訳です。愛車を劣化させる主な原因は、風雨と紫外線と塩害ですよね。
SOHOスタイルの魅力
SOHOスタイルのガレージハウスの魅力は、気取らないカジュアルなところ。また、コンテンポラリーなデザインや高級感のあるガレージハウスも素敵ですが、建築費用が膨らむ点がデメリット。その点このSOHOスタイルなら、かなりコストパフォーマンスが期待できます。さらに金属むき出しの階段やブリックスタイルの内壁など内装デザインも魅力的。例えば、サーフィンやスキー・スノボなどが趣味の人におすすめのスタイルです。高級セダンやスポーツカーというよりSUVをざっくり乗入れて、ワイルドなライフスタイルを満喫するのに最適でしょう。難点といえば、冷暖房効率があまり良くないことくらいです。ちなみに、SOHOスタイルのガレージハウスを専門的に取り扱っているハウスメーカーもあるので、断熱性などに関しては、間取りプラン作成時に、是非プロに相談してみて下さい。
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