アメリカンハウスの中でカリフォルニアスタイルの家の多くに備わっているカバードポーチ。おしゃれさを追求するだけの設備ではなく、家でくつろぐための最大のメリットが得られます。ここではメリットのひとつである「バーベキュー（BBQ）」をクローズアップしてその楽しさを紹介します。

カバードポーチとは

カバードポーチとは、玄関までのアプローチ全体に柱とひさしがついたものを指しています。デザインによってはウッドデッキのように床を張り巡らせ、ひさしを取り付けたものも見られます。

カバードポーチがあることで家を大きく見せられるといった視覚的な効果も得られます。カリフォルニアスタイルのサーファーズハウスには必要不可欠なもので、サーフボードを立てかける場所や、ウェットスーツを陰干しできる場所として用いられます。

カバードポーチでBBQのメリット

カバードポーチがある家はサーファーだけのものではありません。このところは新築を検討する人の中でアメリカンハウスの中でもカバードポーチがある家が注目されています。この家でBBQを楽しみたいという人も増えているようですね。カバードポーチとBBQのメリットを紹介します。

1 雨をしのげる

にわか雨程度であれば、ひさしの下でBBQを続行可能です。グランピングのような感覚で外を眺めながらお酒やBBQをのんびり楽しめます。ポーチの中でお肉を焼くこともできるので、慌てて片付ける必要もないでしょう。

2 日に当たらずくつろげる

カバードポーチのメリットには直射日光を避けられるといった点があります。サンシェードやオーニングなどを設置する必要がなく、日陰を確保できます。夏の昼下がりに始めるBBQでも暑さをしのぎながらゆったりとした中で食事を楽しめます。

3 家の中と外を自由に行き来できる

カバードポーチの場合、リビングと直結した設計をすることもあります。庭に出やすい工夫をすることで、家の中と外を自由に行き来できるメリットが生まれます。外でBBQコンロを起こして、ポーチの中やリビングで食事をすることもできますね。小さな子供がいる家などは便利ではないでしょうか。

カバードポーチの設計が肝要

カバードポーチでBBQを楽しみたいといっても、ポーチが道路に面した設計であればBBQどころではなくなってしまいます。はじめに「カバードポーチがある家」と「庭でBBQが楽しめる家」というようなコンセプトを設けた後で土地を有効活用できる設計を依頼しましょう。

アメリカンハウスで楽しみがある生活を

アメリカンハウスの雰囲気はBBQにしっくりなじみます。カバードポーチのある家は、さらに「お家でBBQ」の風習が定着しやすくなるでしょう。家族でいろいろな楽しみ方が広がるカバードポーチがあるアメリカンハウスを検討してみませんか？