建築会社をどう選ぶか
アメリカンハウスを建てる計画が明確になってくると、建築をどこに依頼するかという問題が出てきます。マイホームを建てるというのは、一生涯の中でに何度も経験することではないでしょう。そのため、大半の人たちは家を建てることが現実味を帯びてくるまでは、建設関連の会社と付き合いはないものです。家づくりをする会社はたくさんあります。ハウスメーカー、工務店、ビルダー、個人建築会社など様々です。理想のアメリカンハウスを形にするには、それぞれの違いを理解したうえで依頼先を決める必要があります。
ハウスメーカーの特徴
支店や支社といった営業拠点が全国規模や広域にあり、住宅展示場にモデルハウスを展示している会社が多いです。そのため、モデルハウスを見学して実際の住まいをイメージすることができます。また、自社開発した技術を取り入れていたり、独自の仕様や規格を用意していることが多く、それゆえに建築の工期が短く一定の品質が保たれています。そして、保証やメンテナンスに関するサポート体制も充実しているという特徴があります。
工務店の特徴
工務店はハウスメーカーと違い、地域密着型の営業体制で限られたエリアを対象に施工を行う会社が多いです。社長自らが施工に携わる職人さんなんてことも珍しくありません。間取りやデザイン、使用する建材の種類などを相談しながら決められるので、より自由度の高い住まいを実現できます。しかしながら、品質はそれぞれの作業を受け持つ職人さんの腕に大きく左右されます。工期はハウスメーカと比べると長めになるでしょう。建築後の保証やメンテナンスについては、それぞれの工務店で対応や内容が異なるので確認が必要です。
ビルダーの特徴
ビルダーは、ハウスメーカーのように全国規模ではないけれども、工務店よりは広いエリアでに展開しています。ひとつの都道府県やその近隣のいくつかのエリアで事業を展開しています。取り扱う建物タイプはパッケージングされた自社オリジナル設計のものから、フルオーダー住宅まで様々です。設計から施工に至るまで自社で行っているので融通が利くものの、施工に関しては一部を別の会社に依頼している場合もあります。この点は、自社の職人さんですべて完成させることの多い工務店とは違うところです。このように、ハウスメーカーと工務店の中間に位置するのがビルダーです。
まとめ
アメリカンハウスを得意とするハウスメーカー、工務店、ビルダーはいくつもあります。それぞれの特徴やメリットを比較考慮して、ライフスタイルと要望に合わせたプランを実現してくれる会社を見つけましょう。
CATEGORY : アメリカンハウス