カラーコーディネートも家づくりの大切なポイント

アメリカンハウスでは、カラーコーディネートも大切なポイントになります。一つずつ見ればよいものばかりでも、全体で見ると色の統一感がなくゴチャゴチャしているだけというのではいけません。センスのよい家に仕上げるためにも、まずは、カラーコーディネートにこだわってみましょう。雑多なようで全体としてはまとまりがあるのが、理想的な状態です。

カラーコーディネートを意識してインテリアや雑貨をそろえていくと、まとまりが生まれます。メインの色を多めに使い、アクセントに2色程度まで使うのがおすすめです。あれもこれもと色数を増やすと、全体として落ち着きがない印象になってしまうので注意してください。

アメリカンハウスにおすすめのカラーコーディネート

落ち着いたイメージのアメリカンハウスには、アンティーク調のカラーコーディネートがおすすめです。全体的に、茶色を混ぜたような落ち着いたトーンのカラーを意識して使うとよいでしょう。たとえば、ダークブラウンやダークレッドなどを多めに使うと、上品で落ち着きのあるイメージにまとまりやすくなります。オールドアメリカンの雰囲気を出すには、ポップカラーやパステルカラーを使わないことが大切です。

また、ネイビーとホワイトと中心にまとめると、イーストアメリカンの雰囲気になります。温かみが足りないと感じる場合は、木目調の家具をプラスするとよいでしょう。ヨットやイカリなど、アメリカの海辺をイメージする雑貨を加えてみるのもよい方法です。ネイビーを多めにすれば、シックで落ち着きがあるイメージになります。明るいイメージにしたいのなら、ホワイトを多めにしてスカイブルーをアクセントに配置するのもおしゃれです。

ポップカラーは使い過ぎに注意しよう

赤や青でも原色に近いポップカラーを使うと、元気なイメージになります。しかし、使い過ぎには十分注意してください。ポップカラーは強烈な印象を与えるため、使い過ぎると単に派手なだけになってしまいます。店舗などで目にする分にはよくても、自宅にはそぐわないこともあるでしょう。部屋で落ち着こうと思っても、目がチカチカしてしまうこともあります。

それに、ポップカラーの雑貨は、ポイント的に使うほうがよさが出るものです。雑貨などでアクセントに加えてみたいときは、ごく小さなものを選んで飾ってみるとよいでしょう。特に問題がなければ、アートポスターなどやや大きめの雑貨を加えると失敗が少なくなります。