配色を考えよう

アメリカンハウスでお気に入りのインテリアを作るためのポイントに、配色があります。星条旗にあるような赤色や青色があるだけでアメリカンな雰囲気になりますし、ビビッドなカラーはアメリカンダイナー風やミッドセンチュリーといったレトロなテイストには欠かせないものになります。ビビッドカラーが冴えわたるところにモノトーンのギンガムチェックの壁紙があればアメリカらしいテイストになります。キャラメルやブラウンといったアースカラーは、ヴィンテージスタイルには欠かせません。他のカラーとも相性が良いので、いろんな組み合わせを考えてみるのも良いでしょう。ブラックは引き締め感があり、アメリカンインテリアには欠かせません。アメリカ西海岸をイメージしたインテリアというと、マリンブルーを使ったものです。ブルーはホワイトと合わせて使うことで、海の風を感じることができるでしょう。ターコイズブルーを使ったお部屋もおしゃれです。もっと都会的なお部屋にしたいのであれば、モノトーンのものを使うと洗練されたモダンな雰囲気になります。モノトーンにはグリーンが合うので、観葉植物を置けば都会のオアシスのようになります。

配置のバランスも大切

アメリカンな雰囲気になる色を選んでも、その配置のバランスが悪ければごちゃごちゃした印象になってしまいます。例えばアメリカの国旗に使われているレッドとブルーを使ってアメリカンな雰囲気にするにしても、適度な余白を作ったりブラックを使って統一感を出したりするなど統一感をキープするようにしましょう。パステルカラーを使う場合は、マーキーライトといったアメリカンでかわいいものを一緒に使うと空間に立体感が増してより華やかになります。マーキーライトとは、アメリカの劇場やホテルの看板に使われていたライトのことです。アメリカンポップなカラーというとレッドやブルーといった濃い色を使いがちですが、パステルカラーもうまく使えばアメリカンポップなインテリアになります。いきなりレッドを使うのは難しいという人は、アクセントカラーとして使う方法もあります。椅子や時計、ポスターなどだけにレッドを使ってみると、それだけでアメリカンポップな部屋になります。インターネットでもいろんなアメリカンインテリアの写真が掲載されていますので、これらを参考するとわかりやすくて良いでしょう。最初はそれを真似るような形で始めても構いません。